共同委員長
日英協会はこの度の桜植樹プロジェクトの実現のために、会員企業をはじめ国内企業に対し植樹プロジェクトの精神を訴え募金を呼びかけてまいりました。
国際社会が不安定化し新たな分水嶺が形作られつつある現在、これまで大きな役割を果たしてきた多国間地域連携や同盟関係に軋みが生じ始めました。英国では2016年6月の国民投票によりEU離脱を選択して以降、所謂Brexitの道筋を巡って国内情勢は不透明になっています。しかしこのような状況にもかかわらず、日英両国間の長い歴史に基づく友好親善関係の発展を願い桜の植樹を行うというプロジェクトの趣旨に、多数の日本企業が共鳴され資金提供を申し出てくださいました。
このたびの桜植樹プロジェクトが、長い歴史に基づく良好な日英関係が更に深化し時代を超えて発展していくことの一助となれば幸いです。
このプロジェクトに多大なご協力を賜りました皆様に、心より感謝を申し上げます。
日本と英国は、明治維新より150年に渡る今日まで、強い絆で結ばれた互恵関係を維持してきました。桜の木を英国に贈呈する背景は、この友好親善の長い歴史の表明であります。
桜植樹プロジェクト委員会は、東京を基盤とした日英協会の主導で行われた桜植樹基金に寄付をしていただきました多くのメンバー会社、そしてこの動きと一体となって英国サイドで当該プロジェクトを推進を図る、多くの英国の企業と公的機関の支援を受けて活躍していますジャパン祭りカンパニーで構成されています。
私はこの桜植樹プロジェクト委員会の働きに大きな敬意を表したいと思います。
毎春に英国海峡に位置するチャネル諸島から、スコットランドの北端まで桜の花前線が北上する様を見ながら、長い将来にわたる両国間の友好親善を祝福できる事を楽しみにしたいと思います。
コミッティーメンバー
- 副会長 Victoria Borwick
- 副会長 花岡高明
- 副会長 Heidi Potter
- 阿部菜穂子
- 千津子ウィンター
- 土屋大輔
- 飯塚忠治
- 山本学
- 英国日本大使館
- 満山喜郎
With thanks to
IIJ <ウェブホスティング>
中村沙佑里 <ロゴデザイン>
英国ニュースダイジェスト <ウェブサイト制作>
Frank P Matthews <桜木サプライヤー>
Japan Society
Marshall Manson and Olivia Durant, ブランズウィック・グループ – ソーシャル・メディア戦略